威幸(WSR)vsケンジロウ（小鉄組）

今回、諸事情で６３kg契約で行った威幸だが、前日計量でケンジロウ選手が800gオーバーで計量に失敗してしまった…リミットは一時間なのでそこそこしか落せなかったケンジロウ選手にはゴローブハンデが与えられた。人間の体って面白いもので一日経つと、２kg位しか戻らない者もいれば８kg位簡単に戻ってしまう者もいる…リングで向かい合った両者はやはりスタートラインから戻ったのではないし、体格に差がでていた。

ケンジロウ選手は左の蹴りが結構パンパンと出て、師匠譲りのヒジもドンドンと出してくる…幾分やりにくそうな威幸だったが左の回ってローキックや左フックを被せたり合わせたりしていた。

なんとなく相手のペースで試合が組み立てられ６対４位の割合で後手に回った観があった。

このミドルがいいタイミングでくるので、身体が押し込まれてしまい直ぐに反撃が出来なくその後の接近戦でパンチの打ち合いではしばしバッティングがありイライラしてる様にも感じた。

２Rの途中にパンチの一つがカウンターで当たりダウンを奪う事に成功するがそれがなければドローか負けていたかもしれないくらい出来が悪かった。

後半までコツコツ当ててきたローキックが３R位に効き始めるが、試合終わりまで時間も少しでジャッジの印象にはどう映ったのだろうか？

ゴングが鳴り終了時には、らしくなかったのか首を傾げていた威幸でした…ベストウエイトのライト級で来年も暴れてもらいたいですけどいかがでしょうか…