゛漢”本多 信一
何度もこの気まま日記に書いたと思うが最近は、池袋に指導に行ってる僕である…その池袋支部に毎日の様に真面目に通ってる男性が『本多 信一氏』である。齢59歳僕の母親と同い年で父親とも幾つも変わらない方だ…そんな彼が今年の8月10日に初めてM-1のアマムエタイに参戦し、判定勝利を収めた。裏話を言わせてもらえば、試合前には初めてだし高齢なので年齢やレベルを合わせてほしいと要望が有ったのは事実だが本人にとっては当たり前の事である。一度目は対戦者が出ず試合は組めなかった…本多さんの気持ちの中では8月の試合も組まれないだろうと思ったらしい…そこで本多さんはナイスミドルを名乗るイベントに応募したのだ。
彼は40歳以上のアマチュア大会だと思い、これなら試合も組まれるであろうと楽しみにしてたらしい…当然その話を聞き、僕と一緒に指導を行っている柴崎がセコンドをする事になったが、ここで少々問題が起きた…僕達も普通のアマチュア大会と思っていたが、対戦者の事を聞いて絶句した。
対戦者の年齢こそ56歳と変わらないが、その昔全日本キックのバンタム級ランカーで40戦ほどのキャリアがある方だと聞きそんなマッチメークがあるのかと驚かされた…それでも本多さんはやる気になっているので、精一杯試合を楽しんでもらって危険な場面があれば止めようと三人で話し合った。
そして昨日その日がやって来た…メインに友達のアラビアが出てた事でも凄い大会だなと思ったが、レフェリーの対応や主催者の安全を考えたルールは気持ちが良かった。やはり一発が入ってのKOも多く主催者の方がレフェリーより先に両手を振って『ダメダメ!ゴングゴング!』と指揮してたが、この大会に限ってはありだと思った…主催者のアクションと同時に僕も柴崎も同じ事を口走っていたのだから…それでも呑気にカウントをしてるレフェリーも居た。
そして本多さんの出番であるが、この時のリングアナが一試合目から両選手を紹介する時に会場を盛り上げようと楽しいコメントも付けて選手を紹介してた…対戦相手の片山さんの肩書を元全日本バンタム級4位…現在内装業内装の事なら片山内装にお任せ下さい~みたいな事を言う…肩書きで観客はウォ~っと叫び、その後で笑いも取った。
本多さんの紹介では本日参加で最高齢59歳と言われた瞬間、観客が一斉に拍手をして会場一帯で応援してくれた…試合ははっきり言って勝ったと思った。
相手の攻撃を受けたのはボディーにミドルキックを一回だけで、すべてカットしてた1R,2Rと本多さんのパンチが当たり相手はグラつく…結果は2:1のスプリットで判定負けだったが、勝ちに付けたのは多分アグレッシブに出た相手だったと思う…本多さんは最低限の動きで、インパクトを与えたのだけど見た目だけの判定になった…試合が終わって拍手喝采!両手を挙げて声援に応えた本多さんは格好よかった。
控室に戻るも勝っていたと激励され、試合に負けたが勝負に勝った本多さんに僕らは、おめでとうございますと言った…経験に勝る方を相手に一歩も引かない本多さんに『漢』を感じました。
彼は40歳以上のアマチュア大会だと思い、これなら試合も組まれるであろうと楽しみにしてたらしい…当然その話を聞き、僕と一緒に指導を行っている柴崎がセコンドをする事になったが、ここで少々問題が起きた…僕達も普通のアマチュア大会と思っていたが、対戦者の事を聞いて絶句した。
対戦者の年齢こそ56歳と変わらないが、その昔全日本キックのバンタム級ランカーで40戦ほどのキャリアがある方だと聞きそんなマッチメークがあるのかと驚かされた…それでも本多さんはやる気になっているので、精一杯試合を楽しんでもらって危険な場面があれば止めようと三人で話し合った。
そして昨日その日がやって来た…メインに友達のアラビアが出てた事でも凄い大会だなと思ったが、レフェリーの対応や主催者の安全を考えたルールは気持ちが良かった。やはり一発が入ってのKOも多く主催者の方がレフェリーより先に両手を振って『ダメダメ!ゴングゴング!』と指揮してたが、この大会に限ってはありだと思った…主催者のアクションと同時に僕も柴崎も同じ事を口走っていたのだから…それでも呑気にカウントをしてるレフェリーも居た。
そして本多さんの出番であるが、この時のリングアナが一試合目から両選手を紹介する時に会場を盛り上げようと楽しいコメントも付けて選手を紹介してた…対戦相手の片山さんの肩書を元全日本バンタム級4位…現在内装業内装の事なら片山内装にお任せ下さい~みたいな事を言う…肩書きで観客はウォ~っと叫び、その後で笑いも取った。
本多さんの紹介では本日参加で最高齢59歳と言われた瞬間、観客が一斉に拍手をして会場一帯で応援してくれた…試合ははっきり言って勝ったと思った。
相手の攻撃を受けたのはボディーにミドルキックを一回だけで、すべてカットしてた1R,2Rと本多さんのパンチが当たり相手はグラつく…結果は2:1のスプリットで判定負けだったが、勝ちに付けたのは多分アグレッシブに出た相手だったと思う…本多さんは最低限の動きで、インパクトを与えたのだけど見た目だけの判定になった…試合が終わって拍手喝采!両手を挙げて声援に応えた本多さんは格好よかった。
控室に戻るも勝っていたと激励され、試合に負けたが勝負に勝った本多さんに僕らは、おめでとうございますと言った…経験に勝る方を相手に一歩も引かない本多さんに『漢』を感じました。
▼第10試合 ヘルシー級 ○片山小源太(56歳/内装業/チームグローブ)判定2-1 ※20-19、19-20、20-19 ●本多信一(59歳/一級建築士/ウィラサクレックジム池袋)
小さくて悪いけど、ディファのMA興行でカズは頑張ったらしいが判定負け…次に頑張ろう!祐樹は、参戦相手を2RTKOで返り討ちで勝利したと本人からも電話があった(おめでとう!)僕達よりもおじさんが頑張ってた昨日、もっと頑張らないといけないな~